互換性というもの
職場で,
「自宅のパソコンで作った文書データを持ってきたんですけど,『壊れています』ってメッセージが出て開かないんですよ。何でですかねぇ?」
ということが話題になった。メッセージとしては,ファイルの修復コンバータをどうのこうの,と出ていたようなので(ようするにMicrosoftのWordである),保存時にうまく保存できなかったんじゃないの?,と思ったのだが,その文書は自宅ではちゃんと開ける,ということなので,どうやらそういうことではないらしい。
考えられることは,開くソフトウェアのバージョン間でのデータ形式の違い。通常,ソフトのバージョンは新しくなっても,古いバージョンで作成したデータは読み込める。これを「上位互換性」という。逆の場合だと,新バージョンで追加された機能などがうまく読み込めないことが多い。
しかし,今回の場合,新バージョンで旧バージョン作成のデータが読めなかったようなので上位互換性がない,ということか...。
私は長年ずぅ~っとワープロソフトは「一太郎」である。しっかりと上位互換を保ち続けており,未だに以前つくったデータが読めなかった,ということは経験していない。しかし,ワードはどっかある段階で過去のデータ形式を捨てた,ということなのか...,な?
OSつくってその上で動作するソフトをつくって,ソフトがハングアップするとOSも共倒れ。これが私のイメージするMicrosoftのOfficeである。来年1月末には2007なるヤツが出るらしいが,興味も食指も全く,である。
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