都市部で廃校?
昨日NHKの“クローズアップ現代”という番組で,
学校選択制
で,今起こっている問題が取り上げられていた。子どもが入学する学校を親が自由に選ぶことができることで,児童・生徒の過密化・過疎化が起こっているということだ。ひどいところでは児童数激減のため廃校になった小学校もあるようだ。
離島の場合,過疎化のために児童・生徒がいなくなり休校ということはこれまでも起こってきたことである。しかし,人為的に過疎化を作り出す制度は問題だと言える。
小さな島では,何か行事があるたびに地域の方々が集まってくださる。子どもたちだけでなく,島ぐるみで行事に取り組む。学校は地域活性化の拠点となる。しかし,都市部で既に廃校になったところはどうするのだろう。一度廃校になってしまうと,地域の活気がなくなる。廃校になった学校の校舎が社会的な問題を引き起こす拠点にもなっているそうである。
特色のある学校で生き残り? そういうことは学校選択制を行わなくてもできることだ。地域と学校が共存してこその教育であるはずだと思うのだが。なんかおかしい。
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