はまりモノ
先週日曜日の20日,霧島アートの森に“明和電機ナンセンス・マシーンズ展2006”を見に行った。ちょうど社長の土佐信道氏が来場する日とあって,行った時間帯は結構な人の数だった。開催1ヶ月もたたないのに来場者数1万人を突破,というのも,あの人数を見れば十分肯ける。
展示スペースの中には,自由におさわりください,というようなコーナーがあって,会場にきていた子どもたちが,ドンドン・チャカチャカ・プープー音を鳴らしていた。大きなスイッチを押すと,電動で板やシンバルを叩いたりおもちゃのクラクションを鳴らしたりする装置。展示を見ながら「なんなんだこの騒音はっ!!!」と思ったものだが,同じモノ使っても,社長が実演をするとあぁ~ら不思議。立派なパーカッションである。
つまりは,「ナンセンス・役に立たない」と銘打ってあっても,それは一般人が扱えばのことであって,社長にとってみれば,自分専用に開発したハンドメイド一点ものの楽器,まともに扱えるのは社長だけ,ということなのだろう。そういやQueenのブライアン・メイのギター“レッドスペシャル”もハンドメイドだったよなぁ。と,なんかそういうのに通ずるものを感じた。
ちなみにこのカタログの中身,明和電機のウェブサイトでほぼすべてを見ることができるので,興味のある方はご覧あれ。
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