改正祝日法
来年のことを言うと鬼が笑う
なんて言うけど,もう年末であと1ヶ月もないし,ま,問題ないだろう。ちなみにこのことわざ(?)についての由来については諸説あるようだが,詳しくは知らない。
ということで来年,正しくは来年度,ようするに4月以降の話である。
年末この時期になってくると,もう既に来年度に向けてお仕事が始まっている。来年度の年間の計画を立てていかねばならないわけだが,まずそうなると,休みになるのがいつで,勤務を要する日が何日間あるか?,ということから始まる。そして,それぞれが何の日で休みなのか,ということになるわけだが,祝日法がまた改正されていることがわかった(聞いたことはあったけど。)。いわゆる
昭和の日 改正祝日法
なるもの。ようするに,次のようにまとめられる。
- 4月29日を「昭和の日」とする。
- 5月4日を「みどりの日」とする。
なぁんだ,それぞれ名前が変わっただけぢゃん!!,というのは甘い。これまで5月4日は「国民の休日」であった。これが祝日に昇格,祝日が1日増えた,ということだ。
ちなみに,「国民の休日」については,
その前日及び翌日が「国民の祝日」である日(日曜日に当たる日及び前項に規定する休日に当たる日をのぞく。)は休日とする。
ということで,3日「憲法記念日」が土曜日だった場合,次の日曜日は国民の休日にならないので,単に3連休(土・日・月)になっちゃうわけだが,祝日になると振替休日が発生する。で,祝日3連チャンが生じたために,振替休日についても次のように変更になった。
祝日が日曜に当たるときは,その日後において,その日に最も近い「国民の祝日」でない日を休日とする。
つまり,3日「憲法記念日」が日曜日であった場合,月・火も祝日なので,6日水曜日が振替休日になる。ということで,「昭和の日 改正祝日法」というよりは,そのためにみどりの日が5月4日になってうれしいな,という感じ(^^)。
さらに前述の「国民の休日」についてであるが,これも若干表現が変更になっている。が,今度はこれが関わってくるのは9月になった。2009年は9/21(月:敬老の日),9/23(水:秋分の日)になりそうなので,22日(火)が国民の休日になるかもしれない,ということ。まぁ,これは毎年そうなるわけではないみたい。
まぁ,こういうように,法律が生活に密着してくると,いろいろ調べてみるとおもしろいものだ。
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