再度,公式です
昨日,NHKの“さきどり情報かごしま"で,兵庫教育大学トカラ研究会の口之島小・中学校での教育実習の様子が放映された。その中でも「非公式な」教育実習,と表現していた。
公式ですでも述べたが,私は大学の学長を通じて十島村教委に正式に依頼された「公式な」教育実習であると今でも思っているのだが,どうやら
教員免許取得のための単位取得を伴わない教育実習
ということで「非公式」という表現をNHKでは用いたらしい。(ニュースの中でそう表現していたので。)多分,南日本新聞でもそういう意味合いでの表現なのだろうが,私としてはどうも納得がいかないのである。教育実習の本質は教育現場でさまざまな経験をすることに意義がある,と考えるからである。
台風の影響で予定より4日間長く島に滞在し,本校の実習生は台風後の温泉付近の清掃作業(地域の活動),敬老の日の高齢者訪問(児童・生徒会)や敬老の日のグラウンドゴルフ大会(社会体育),そして敬老会(地域の活動),と,学校と地域が密着した活動も体験できたことは非常にいい財産になったのではないかと思っている。こういうのは,公式な教育実習では味わえないだろう。
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